イロイロ 情報



イロイロ 情報
人口(イロイロ市)44万人(2018年時点)
高等教育機関数(マニラ首都圏に次ぐ)全国2位
都市開発ランキング
(フィリピン)
(2018年)1位
主な産業農業
(コメ出荷量全国2位)
マニラ空港からイロイロ空港まで(片道)飛行機で1時間
セブ空港からイロイロ空港まで(片道)飛行機で30分


本校が位置するフィリピン・イロイロは過去と未来が混在するフィリピン中部にある地方都市です。
フィリピン独立前までイロイロはマニラやセブよりも経済規模大きく、「南部の女王」と呼ばれる貿易の中心地でした。独立後には貿易の中心部がマニラに移転されたことにより、マニラやセブに急速に経済成長を成し遂げました。
しかし、今現在も高等教育機関数はマニラ首都圏に次ぐ二番目に多く、優秀な人材の輩出する教育都市としても知られています。また、近年マニラやセブにおいて人件費や地価の高騰や慢性的な交通渋滞などの問題が発生しているため、フィリピン政府によって地方都市開発計画を促進しています。
地方都市の中でもイロイロは「2017年で最も開発した都市」として選ばれており、今後外資系企業の誘致のためにさらに開発が進んでいくことが期待されています。

提携先

Green International Technological College Language Centerはイロイロ市内のフィリピン中央大学及びイロイロ医科大学の提携ESLセンターです。現地の大学及び大学付属高等学校との交流や学部授業も参加できる団体研修もご案内可能です。また、フィリピン・イロイロで20年以上貧困地域支援を行っているNGO団体LOOBと共同でSDGsプログラムをご提供しています。

フィリピン中央大学

1905年(アメリカ占領下時代)にアメリカ人起業家のジョンロックフェラーなどのアメリカのビジネス界の大物や実業家によって創立された財団の支援を受けて、地域住民のための職業訓練校として開校されました。
その後、1923年に大学の認可を受け、「芸術」「理学」「教育学」「神学」などのコースが開設されました。第二次世界大戦下では、教職員、学生が日本軍と対戦し学校施設の一部の破壊なども行われましたが、戦後国内外からの支援を受け新たに魅力的なキャンパスが建設されました。
現在は大学、大学院に加えて、幼稚園、小学校、中学校、高校、短大、大学が運営されており、2018年時点では年間12,000人の生徒が在籍する地域最大級の教育機関として成長しました。

イロイロ 医科大学

イロイロ医科大学の前身となるIloilo Doctors’ s Hospital of Nursing and Midwiferyは1972年に看護学部、助産学部を開校しました。1975年にはリベラルアーツ学部の新設に伴い、イロイロ医科大学(Iloilo Doctors’ College)に学校名を変更しました。1979年以降、作業療法士科、理学療法士科、情報処理科、診療放射線科、医学部、歯学部、心理学部、経営学部を新設し地域最大級の医療大学として知られています。また、大学付属の幼稚園、小学校、中学校、高等学校も併設されており、大学及び大学院も含めた総学生数は3,000名を超えます。敷地内には大学付属病院も併設されており、病院でのインターン実習も行え実践的な技術も身につけることができます。

NGO団体LOOB

NGO LOOB(ロオブ)は2001年春に、青少年育成とコミュニティ開発を行う団体としてフィリピン・イロイロ市に設立されました。フィリピン現地法人の非政府組織(NGO)Love Our Own Brethren Inc.(LOOB)が母体となり、2014年には現地法人と連携する日本の特定非営利活動法人(NPO法人)LOOB JAPANを東京都に登記しました。日本とフィリピンの子ども、青少年および一般社会人が、文化的かつ教育的な人的交流を通じ、国籍、年齢、性別、肌の色、信条を超えて相互理解と友好親善を深めるとともに、フィリピンの低所得者層を対象としたコミュニティ開発、教育・医療支援、環境保護、自立支援などの支援活動を推進し、奉仕精神を育て、地域の発展に寄与することを目的としています。